故障した路面電車の運転手のジレンマ
マイケル・サンデル教授の「故障した路面電車の運転手のジレンマ」について、個人的にバリエーションを考えてみました。試験問題風に書くと、以下のとおりです。
運転手が、本線を外れて待避線に進むことを選択したとして、その選択の道徳的正当性について、以下の各設問ごとに論ぜよ。ただし、設定状況の現実的な当否については考慮しないものとする。
設問1 本線にその故障した路面電車の会社経営者とその車両の整備担当者
及び設計者が計5人、待避線に無関係な乗客が1人いた場合
設問2 本線に運転手の家族が1人、待避線に他人が5人いた場合