司法書士田島掌のブログ

2010年05月31日

5月下旬に出るアレルギー

ここ数日、くしゃみが連続することがあります。春先の花粉とは別のアレルギーが出ているようです。気のせいか、マスク姿の人を再び見かけることも増えているように思います。

2010年05月28日

ハーバード白熱教室の第8回

NHKで放送された「ハーバード白熱教室」第8回は、能力主義と公正さについての議論が中心となりました。

能力主義の立場から「努力は評価されるべきだ」と主張されている点について、サンデル教授は、力の強い人と弱い人が同一の作業をしたときの例を示しました。同じ作業を1時間で仕上げてしまう人と、3日かかる人の比較です。

そこで展開された「能力主義者が評価するのは実は努力ではない、貢献である」との批判の鋭さに唸りました。この場合の貢献は「成果」と言い換えてもいいかもしれません。

努力を継続できるかどうかもまた遺伝的要素、家庭環境、社会環境、受けた教育等に左右されるとすれば、それは、本人の功績とは峻別できない要素を含めて報いを与えることとなってしまうのではないか。したがって、そこには何らかの社会的是正がなくてはならないのではないか、ということが指摘されているのだと思います。そこで登場するのが哲学者ジョン・ロールズの「格差原理」という考え方です。

テレビのコメンテーターでも割合単純な能力主義を主張する人をよく見ます。政治哲学の世界では、それは鋭い批判にさらされている考え方であるようです。

NHK「ハーバード白熱教室 第8回」
http://www.nhk.or.jp/harvard/lecture/100523.html

2010年05月27日

アドラー心理学についての自分用メモ

サッカーのゴールシーンを見て喜ぶ観客と、同じ場面で悔しがる観客の違いを心理学的に理解しようとすると、どういうことになるでしょうか。

「人は経験によって感情を動かされるのではない、その経験に自ら与えた意味によって感情が動かされるのである」「人は自ら意味づけした世界を生きている」という考え方があります。アドラー心理学の理論の一つだそうです。アドラー心理学とは、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーが創始し、その後発展した心理学の流派のひとつです。

アドラー心理学では「ライフスタイル」という用語も使います。私なりの理解では「意味の体系に基づいた一定の価値判断基準や行動基準」を指す言葉のようです。つまり「こういう場面では自分はこうする」「これはこうであるべきだ」という、その人なりの思考や行動のパターンです。

自分用メモです。

2010年05月26日

「”スコラ” 坂本龍一 音楽の学校」のドラムズ&ベース編

NHKで放送中の「”スコラ” 坂本龍一 音楽の学校」では、ジャズ編が終わり、「ドラムズ&ベース」編が始まります。初回放送のエンディングでは坂本龍一さん、細野晴臣さん、高橋幸宏さん、小山田圭吾さんらによる演奏が予定されているそうです。

NHK「”スコラ” 坂本龍一 音楽の学校」
http://www.nhk.or.jp/schola/

HASYMO名義で発表されたシングル「The City of Light」は、テクノデリックに収められていたとしてもおかしくないほどシリアスで繊細な曲でしたが、あれが実質的にYMOの創作活動の再スタートを告げる曲だったような気がします。

2010年05月25日

エクセルはもともとMac用のソフト

「マイクロソフトのエクセルは、もともとMacintosh用のソフトだったんだよ」と言うと、若い人にはたいてい驚かれます。

私が初めてエクセルを使ったのは私物のMacintoshのLCⅡという機種でした。まだ漢字Talk7が登場する前の1992年頃です。当時、私は仕事場のパソコンではLotus1-2-3を使っていました。Macで初めてエクセルを使ったときの直感的な操作性や柔軟性にはたいへん驚きました。

当時はまだMS-DOSが主流の時代であり、キーボードで複雑なコマンドを入力してパソコンを操作することが普通でした。そうした状況の中で、アップルはGUIの環境を持つパソコンをMacintoshとして製品化していました。GUIとはグラフィカルユーザインターフェースの略です。簡単に言えば、マウスをつかって画面を直感的に操作するパソコンの環境のことです。

エクセルは、表計算ソフトとして最初からGUIの環境を前提に開発されました。エクセルがMac用のソフトとして登場したのは、このような背景があったのです。

ちなみに、DOSの世界でGUIが実現されたのは、その後の1995年、Windows95の登場によってです。これによって、DOSの世界でもエクセルは爆発的に普及することになりしました。

2010年05月24日

電子公証取扱い公証役場の増加

名古屋駅前公証役場で電子公証システムの取扱いが開始されたそうです。市内では、ほかに熱田公証役場も同様だそうです。個人的には、ますます便利になりました。

日本公証人連合会
「全国公証役場所在地一覧(平22.5.17現在)」
http://www.koshonin.gr.jp/index2.html

2010年05月21日

「MKEditor」のバージョンアップ

テキストエディタ「MKEditor」がバージョンアップされていました。

新バージョンでは、文字列変換機能の拡張がされています。全角・半角の変換や英字の大文字・小文字の変換などを一括して行なうことができます。条件指定を組み合わせての変換も可能です。そのほかにも多様な機能が追加されています。

MK-SQUARE.COM
「MKEditor for Windows Ver.3.9.9-J 正式版」
http://www.mk-square.com/

2010年05月20日

Pizzeria CESARI!!

大須のお店「Pizzeria CESARI!!(ピッツェリア チェザリ!!)」で食事する機会がありました。「ナポリのピッツェリアを味も値段もスタイルも忠実に再現していきたい」というお店だそうです。セルフの「ピッツェリアメニュー」は本格的な内容であり、しかもリーズナブルな価格ということで、大須の人気店の一つとなっているようです。店の入り口にはイタリアブランドのロードバイクが何台か駐めてありました。

Pizzeria CESARI!!
http://pizzeria.cesari.jp/

2010年05月19日

「常にこの動作をする」の解除方法

ウィンドウズのパソコンに外部ドライブやメディアを接続したとき、動作選択のメッセージが出ることがあります。「常にこの動作をする」という選択肢にチェックを入れると、以後、同じ動作を繰り返します。これをやめさせるには、次の手順となります。自分用メモです。

 1 マイコンピュータから対象となるドライブを選択する
 2 プロパティ~自動再生を開く
 3 「動作を毎回選択する」をチェックする

2010年05月18日

山本浩「メキシコの青い空―実況席のサッカー20年―」

もとNHKアナウンサーの山本浩さんの著書「メキシコの青い空―実況席のサッカー20年―」を読む機会がありました。サッカー中継の第一人者である山本さんが、日本代表を中心とした数々のゲームを振り返るエッセイです。

代表の試合に関する文章は数多く読んできましたが、これほど生き生きとしたことばで綴られたものは初めて読みました。「あの会場、あのゲーム、あの瞬間」がありありと甦ってきます。山本さんは、文章も達人でした。

新潮社 山本浩「メキシコの青い空―実況席のサッカー20年―」
http://www.shinchosha.co.jp/book/305031/

2010年05月17日

「松尾潔のメロウな夜」5月12日放送分番外編

山下達郎さんがゲスト出演したNHK-FM「松尾潔のメロウな夜」5月12日放送分について、番組収録後のトークを「Streaming-メロウな番外編」で聴くことができます。期間限定だと思います。

NHK-FM「松尾潔のメロウな夜」
http://www.nhk.or.jp/mellow/

2010年05月14日

「ハーバード白熱教室」のスパイダーマン

NHKで放送中の「ハーバード白熱教室」の第6回目では、教室にスパイダーマンの恰好をした学生がいました。普通に考えれば、講師としては無視するのが最善でしょう。しかし、もしも次の講義でスパイダーマンの恰好を真似する学生が何人も現れたら、困ったことになるかも知れません。

サンデル教授がこの学生に意見するとしたらどんなやりとりになるか、想像してみました。

サンデル教授 「君はなぜスパイダーマンの恰好をしているんだろう」
学生       「いけませんか。ハーバードにスパイダーマンの恰好を禁止する規
          則でもありますか」
サンデル教授 「いけないとは言っていない。そういう恰好をしている理由を尋ね
          ているんだ」
学生       「私はこれが好きなんです。スパイダーマンの恰好をすると最高に
          集中力が高まって、勉強に身が入るんです」
サンデル教授 「君は、次回の講義で君以外の全員がスパイダーマンの恰好をして
          くるとしても、やはり同じ恰好で出席するだろうか」
学生       「関係ありませんね。他人がどうあろうと、これは私の好みです。
          みんな好きな格好をすればいいんじゃないですか」
サンデル教授 「なるほど。君の考え方はよく分かった。私は毎年毎年ここで講義
          をしているが、君のような恰好をした学生たちからそういう意見
          を耳にするのは、とりたてて珍しいことじゃない。大抵は当人も
          すぐに飽きて普通の恰好に戻るがね。しかし君だけは、このまま
          ずっと同じ恰好で出席するはずだ。なぜなら、君はスパイダーマ
          ンの格好をすることで最高に集中力を高め、勉強に身を入れるべ
          きだという揺るぎない信念を持っているようだからね。しかし、
          君がもしも普通の恰好に戻る日が来たとしても、私は君に『信念
          を曲げるべきじゃない』とは言わないよ」

2010年05月13日

「空気さなぎ」を想起させるマンガ

すでにどこかで指摘されていることかも知れませんが、藤子・F・不二雄さんの短編「恋人製造法」には、村上春樹さんの「1Q84」の「空気さなぎ」とよく似た描写が出てきます。「藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版(6)」に収録されています。

2010年05月12日

NHK-FMに山下達郎さんがゲスト出演

本日放送のNHK-FM「松尾潔のメロウな夜」に山下達郎さんがゲスト出演します。来週5月19日にも引き続き出演する予定です。オン・エアは午後11:00からです。

NHK-FM「松尾潔のメロウな夜」
http://www.nhk.or.jp/mellow/

2010年05月11日

佐野元春さんのインタビュー

インターネットと音楽の関わりについて、佐野元春さんが日経ビジネスのインタビューに答えています。「音楽家はインターネットとどう向かい合うべきか」というテーマにに自覚的かつ積極的な取組みを進めてきたアーティストの、経験と展望が語られています。

日経ビジネス5月11日
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100506/214254/

2010年05月10日

「登記研究」746号の個人的注目記事

雑誌「登記研究」の最新号である746号の、個人的な注目記事リストです。自分用メモです。

・実務の視点(21) 印鑑証明書に関する質疑応答集
・登記簿「不動産登記規則等の一部を改正する省令について」
・カウンター相談(211)
・新・法人登記入門(第8回)

「実務の視点」は前回に引き続き、印鑑証明書に関する質疑応答集です。「カウンター相談」は遺言執行者たる司法書士の本人確認情報の取扱いについての解説です。

テイハン「登記研究」
http://www.teihan.co.jp/new/token.htm

2010年05月07日

多摩蘭坂をテーマにした番組

NHK首都圏放送センターの番組「小さな旅」では、5月下旬の放送予定として、忌野清志郎ゆかりの場所である多摩蘭坂をとりあげるそうです。

名古屋でのはっきりした放送予定日は、いまのところ分かりません。

NHK首都圏放送センター「小さな旅」
http://www.nhk.or.jp/shutoken/program/b-det0001.html

2010年05月06日

山本浩さんがNHK退職

アナウンサーの山本浩さんがNHKを退職していたことを、最近知りました。長年のサッカーファンであれば、彼の台詞に深く頷いた経験が何度もあると思います。彼の言葉は、飾り立てるようなものではありませんが、ファンの気持ちをダイレクトに表現してくれるものが多かったように思います。

選手に敬意を払うことを決して忘れない人柄と、事実をありのままに伝えようとする職業人としての誠実さが、いくつもの名台詞を生んだのではないかと思います。現在は、民放にも出演しているようなので、今後のますますの活躍が楽しみです。

司法書士田島掌のブログとは?

登記や法律の話題,個人的に興味をひかれる出来事などについてのブログです。司法書士田島掌のプロフィールについては,「トップページ」の「司法書士田島掌のご紹介」をご覧ください。

« 2015年12月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

  • その他

月別アーカイブ

ブログ内を検索


rss