司法書士田島掌のブログ

2009年10月30日

色を付ける

ある過払い金返還請求訴訟の口頭弁論を傍聴したときの話です。原告と、被告である貸金業者の担当者が出頭していました。裁判官は、原告の主張すべてに理由があるとの心証を持っているようです。

裁判官が、原告の請求に近い額で被告に和解を勧めたところ、被告はその半額しか払えないと回答し、交渉は決裂気味です。裁判官は、「終結して判決を出すことになりますよ」と念押しします。貸金業者の社員は「もう少し色を付けて、数万円なら上乗せできます」と答えました。

傍聴していた私は、この段階でダメだなと思いました。企業が顧客から余分なお金を取りすぎたことがわかったら、まず謝罪をし、その上で返金するのが普通の感覚です。ところがこの貸金業者の担当者は、それを半額に値切ったうえで、「色を付けて」上乗せする、と答えているのです。

自分が不利な立場の交渉の席上で、このような言葉を使ってしまったら、まとまる話もまとまりません。案の定、原告は態度を硬化させ「もう話合いには応じません。判決を出してください」と裁判官に申し出ました。この貸金業者の担当者は、自分がどういう立場に置かれているのか、さっぱり理解していなかったようです。

2009年10月29日

モスバーガーの新作

モスバーガーの新作「とびきりハンバーグサンド『チーズ』」を食べる機会がありました。最近の、個人的ヒットメニューです。

モスバーガー
http://www.mos.co.jp/menu/hamburger/tobikiri_cheese/

2009年10月28日

魔法の言葉

税制上の優遇措置が受けられないことと、法律上不可能なことを混同してしまう人がいるようです。「税金がかかる」ということと「そのような行為が法律上可能かどうか」ということは全く別の次元の話です。

なにか意図や目的、心情的な理由等があって何らかの法律行為をするときに、税負担が避けられないのであれば、それは目的達成のための必要なコストと捉えるしかありません。

ところが税負担が避けられないとわかった瞬間に、当初の意図や目的、気持ちがすべてどこかへ吹っ飛んでしまうという場面に遭遇することがあります。「税金がかかる」という言葉は、状況によっては魔法の言葉のような力を持つようです。

2009年10月27日

大瀧詠一さんがゲスト

大貫妙子さんの月一回のラジオ番組「~懐かしい未来~」が本日放送されます。ゲストは大瀧詠一さんです。貴重なお話が聞けそうです。ひょっとしたら、生放送かもしれません。

NHK-FM「大貫妙子~懐かしい未来~」
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

2009年10月26日

「登記研究」739号の記事

雑誌「登記研究」の最新号である739号に、最高裁平成20年12月11日判決で判断された「年月日遺産分割による代償譲渡」という登記原因の記載について、論考が掲載されています。

判決は、このような登記原因の記載のある登記申請について、不動産登記法25条9号に基づいて行なわれた却下処分が違法であると判断しています。この点、登記先例平成21年3月13日法務省民二646号ではこの登記原因の記載は相当でないとしています。論考は、この食違いを次のように整理しています。

すなわち、この申請は、別の根拠規定によって却下されるべきであった。判決は却下処分の根拠規定の適用に違法性を認めたのである。このことは、裁判所が「年月日遺産分割による代償譲渡」という登記原因の記載の相当性を認めたものではない、という整理の仕方です。

テイハン「登記研究」
http://www.teihan.co.jp/new/token.htm

2009年10月23日

Letters/一十三十一

FM愛知で「一十三十一のLetters」というタイトルの特別番組が放送されています。10月の毎週土曜夜7時からです。一十三十一(ひとみとい)の最新アルバム「Letters」発売に合わせた特別番組ということでしょう。

アルバム「Letters」は、「手紙」をテーマに新旧の日本語の名曲を取り上げた作品で、大貫妙子、山下達郎、フリッパーズギターなどの曲が取り上げられています。いずれも原曲の歌い回しなどをほぼ完コピしていますが、それでいて一十三十一自身の個性が濃厚に表れています。高い技術と、表現力のすばらしさが際だつ名唱ぞろいのアルバムだと思います。また、原曲のエッセンスだけを取り出したようなバックのアレンジも、素晴らしい効果を上げています。

一十三十一
http://www.hitomitoi.jp/

2009年10月22日

いつも・空の中に・いた/石崎秀夫

石崎秀夫さんという、全日空の元パイロットの方が書いた本があります。「いつも・空の中に・いた」というタイトルで、「空のエッセイ」という副題が付いています。長いキャリアの中で体験したことや、空の上で感じたこと、考えたことなどがまとめられています。

文章の手本にしたいくらいの名文でつづられた、珠玉のエッセイ集です。プロ意識とはどういうものか、どうあるべきか、という教科書として読むこともできます。

2009年10月21日

晩秋

ここ数日、空気が急に冷えてきました。晩秋から初冬への変わり目に向かっている感じです。台風の去った後の秋が、一年で最もいい季節だと思います。

2009年10月20日

高齢者の方のご相談

高齢者の方のご相談をお受けすることが増えてきました。ご自身と親族の現状を冷静に受け止め、客観的で公正な見通しをもっておられることに驚かされることも、しばしばです。

2009年10月19日

後見監督業務の研修

愛知県司法書士会で、後見業務及び後見監督業務の研修を受けました。後見監督の研修では、就任時の後見人との関係の一般論や、説明しておくことが望ましい事項など、実務上の多くの注意点の講義を受けました。とくに、民法853条2項と855条については、就任したタイミングで後見人と再確認しておくことが望ましいとの指摘があり、大変参考になりました。

民法
(財産の調査及び目録の作成)
第八百五十三条 後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、一箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。ただし、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。
2 財産の調査及びその目録の作成は、後見監督人があるときは、その立会いをもってしなければ、その効力を生じない。

(後見人の被後見人に対する債権又は債務の申出義務)
第八百五十五条 後見人が、被後見人に対し、債権を有し、又は債務を負う場合において、後見監督人があるときは、財産の調査に着手する前に、これを後見監督人に申し出なければならない。
2 後見人が、被後見人に対し債権を有することを知ってこれを申し出ないときは、その債権を失う

2009年10月16日

ガンバ戦の意味

サンフレッチェ広島が、ホームでガンバ大阪との試合に臨みます。ACL圏内を目指すには落とせないゲームであるとともに、長年にわたって浮沈を繰り返してきたサンフレッチェ広島が、クラブとして新しいステップを踏むことができるかどうかを占うようなゲームになる気がします。

2009年10月15日

瀬川冬樹さんのアナログ解説記事

「別冊ステレオサウンド ヴィンテージ・アナログ」という雑誌が出ました。アナログレコードプレーヤーのヴィンテージ製品を特集したものです。製品にはさほど興味はありませんが、巻末にプレーヤー取扱いのノウハウを解説した記事があり、これは大変充実した内容だと思います。亡くなったオーディオ評論家の瀬川冬樹さんが解説したものの再録です。アナログ全盛期の貴重なノウハウが、基本から応用まで網羅的に公開されています。

ステレオサウンド「別冊ステレオサウンド ヴィンテージ・アナログ」
http://www.stereosound.co.jp/spi/vinana.php

2009年10月14日

読み物の執筆

ある法律系の雑誌からのエッセイの原稿依頼について、気軽に引受けたものの意外と苦労することになりました。法律論のようにばっさりと割り切れる内容を書くのとは訳が違うことはわかっていましたが、どうしても理論や実務の裏付けなどに注意が向いてしまい、読み物としてすっきりしないものになってしまいます。幸い締切りには余裕があるので、もういちど起承転結を整理する必要がありそうです。

2009年10月13日

日経トレンディネットの自転車特集

日経トレンディネットで自転車特集がされています。自転車の選び方など、基本的な情報をまんべんなく取り上げている印象です。

日経トレンディネット「この秋始める 自転車ライフ」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20091005/1029474/

2009年10月09日

ヨウジヤマモトが民事再生

株式会社ヨウジヤマモトが民事再生の申立をしたそうです。日本を代表するファッション・ブランドの一つであるだけに、ショッキングなニュースです。

帝国データバンク
http://www.tdb-news.com/bankrupt_detail.html?ID=32826

2009年10月08日

台風18号

ものすごい風でした。幸い当事務所には大きな被害はありませんでした。このブログをご覧の方の中にも、被害に遭われた方がいらっしゃると思います。お見舞いを申上げるとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。

2009年10月07日

保険料の控除証明書

保険会社から保険料の控除証明書が届ました。今年も、年末に向かっていろいろなスケジュールが動き始めています。控除証明書に季節感を感じるというのも、妙といえば妙ですね。

2009年10月06日

A LONG VACATION from Ladies

「A LONG VACATION from Ladies」というタイトルのトリビュート・アルバムが11月4日に発売になるそうです。

大貫妙子さんが「君は天然色」、金子マリさんが「Velvet Motel」、尾崎亜美さんが「雨のウェンズデイ」、つじあやのさんが「恋するカレン」など、どれも興味深い組み合わせです。太田裕美さんが「さらばシベリア鉄道」ではなく「Fun×4」をカバーしているところも渋いですね。

なお、参加アーティストによるコンサートがBunkamuraのオーチャードホールで予定されているそうです。

ユニバーサル・ミュージック
http://www.universal-music.co.jp/longvacation/

Bunkamuraスケジュール
http://www.bunkamura.co.jp/schedule/zenkan/
index.php?yy=2009&mm=11&dd=23

2009年10月05日

ND-S1(S)

iPodの音楽データをデジタル伝送できる国産のトランスポートが発売されました。オンキヨーの「ND-S1(S)」という製品です。海外製品では先行のものがあり、大ヒットしているようです。国産品として、市場開拓できるかどうか、注目です。

ND-S1(S)
http://www.jp.onkyo.com/product/nds1/index.htm

2009年10月02日

スピーカーが消える

オーディオを好きな人が使う言葉に「スピーカーが消える」という表現があります。スピーカーから音楽が聞こえるのではなく、空間にそれぞれの楽器が浮かび上がり、演奏者の気配までも感じられるように聞こえる状態を指すのだと思います。視覚的にはスピーカーを認識しているにもかかわらず、音の実在感が視覚情報のリアリティを超えてしまった状態という言い方もできるかもしれません。

2009年10月01日

登記情報提供サービスの利用料金値下げ

平成21年10月1日から登記情報提供サービスの利用料金が値下げされました。値下げは歓迎なのですが、なぜこんな半端な金額設定なのかという気はします。

民事法務協会
http://www1.touki.or.jp/news/info09_006.html

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登記や法律の話題,個人的に興味をひかれる出来事などについてのブログです。司法書士田島掌のプロフィールについては,「トップページ」の「司法書士田島掌のご紹介」をご覧ください。

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