過払い訴訟の判決
貸金業者に対する過払金の返還請求訴訟で、判決にいたるケースが増えてきました。いままでのこの種の訴訟では、被告である貸金業者が譲歩してこちらの主張に沿った和解をすることが一般的でした。しかし最近は、貸金業者が有効な反論をしないまま結審し、判決が出てから過払金の支払がされるというケースがあります。裁判所も、かつてのように和解を無理に勧奨することが少なくなってきたような気がします。第一回口頭弁論期日で結審してしまうことも珍しくなくなりました。
2009年07月31日
貸金業者に対する過払金の返還請求訴訟で、判決にいたるケースが増えてきました。いままでのこの種の訴訟では、被告である貸金業者が譲歩してこちらの主張に沿った和解をすることが一般的でした。しかし最近は、貸金業者が有効な反論をしないまま結審し、判決が出てから過払金の支払がされるというケースがあります。裁判所も、かつてのように和解を無理に勧奨することが少なくなってきたような気がします。第一回口頭弁論期日で結審してしまうことも珍しくなくなりました。
2009年07月30日
昨日7月29日付けで、国税庁のホームページに「住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらまし」が掲載されました。この制度は、親や祖父母から子へマイホームの建設資金の贈与をしたときなどに、500万円の非課税枠を特例的に設けるものです。政府の「経済危機対策」の一環です。
国税庁「住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらまし」
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/sozoku-zoyo/8102/pdf/01.pdf
国土交通省「住宅取得に関する優遇策がさらに充実へ」
http://www.mlit.go.jp/common/000040727.pdf
2009年07月29日
ある集まりで、沖縄料理の専門店「守禮門」に行きました。独特の味付けでしたが何を食べてもおいしかったです。
守禮門(しゅれいもん)
名古屋市中村区名駅3-26-27
電話052-581-5708
2009年07月28日
リッキー・リー・ジョーンズの新譜「Balm in Gilead」が10月20日発売予定とオフィシャルサイトで告知されています。アルバムジャケットのデザイン案について投票を受け付ける企画があったようです。
リッキー・リー・ジョーンズ
http://rickieleejones.com/index.htm
2009年07月27日
NHK-FMでクロスオーバーイレブンの特別番組が2本放送されます。ひとつは2005年に期間限定で復活したときの再放送、もうひとつは今年の期間限定特別番組です。「クロスオーバーイレブン2005」は本日夜から再放送開始です。
NHK「よみがえる伝説 ~クロスオーバーイレブン2005~」
「クロスオーバーイレブン2009」
http://www.nhk.or.jp/fm/40th/lineup/detail01.html
この特別番組の関係で7月の「大貫妙子~懐かしい未来~」は放送休止です。なお、8月25日には2時間の特別番組の予定があります。
NHK「大貫妙子~懐かしい未来~」
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/
2009年07月24日
現在、中小企業向けの法務実務書の執筆に参加しています。この秋出版予定です。いまは初稿があがってきた段階です。自分が書いた原稿であっても、出版用のレイアウトに組まれた状態で改めて読むと、いろいろ発見する点があります。ここまで来ると、もう一息です。
2009年07月23日
法務省のホームページに成年後見制度に関するリンク集があります。住宅リフォームに関する消費者トラブルの窓口の紹介や書式例など、法務省だけでなく他省庁や裁判所、公益法人、独立行政法人等にもリンクしてあり、網羅的な内容になっています。
法務省「成年後見制度」
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji95.html
2009年07月22日
このたび名古屋市中小企業経営相談員として登録をうけました。これは、名古屋市の市民経済局中小企業振興センターが主管するものです。
名古屋市中小企業振興センター
http://www.city.nagoya.jp/jigyou/shien/center/sodan/
2009年07月21日
「美浜の里お好み」とういエビせんべいがあります。知多半島の専業メーカーである白藤製菓の商品です。名古屋市内の大手スーパーであればたいていのお店に置いてあると思います。普通のせんべいとしてはやや高めの価格ですが、私は値段に十分見合った味だと思います。
白藤製菓「美浜の里お好み」
http://www.shirafujiseika.co.jp/shouhin_09.html
2009年07月17日
国税庁のホームページに「取引相場のない株式の評価」についてポイントだけをまとめた説明ページがあります。簡単に内容を確認するには便利です。
国税庁「取引相場のない株式の評価」
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/
28421/faq/28469/faq_28491.php
2009年07月16日
全国青年司法書士協議会の主催する第38回全青司みやぎ全国研修会の分科会で、「企業支援コンペ決勝大会」が行なわれます。
第38回全青司みやぎ全国研修会「第1分科会」
http://zenseishi-miyagi.com/?page_id=471
これは過去5回開催された「企業支援コンペ」の6回目となるもので、今回は全青司が主催者となりました。上記のページから、課題内容や過去の出題例がダウンロードできます。
2009年07月15日
くるりが2008年9月にリリースしたシングル「さよならリグレット」には、ボーナストラックとして「ばらの花」を小田和正さんとデュエットしたライブテイクが収められています。小田さん独特のコーラスの展開で、新バージョンといえるくらいに曲の世界が広がっています。
私は小田和正さんの熱心なリスナーというわけではありませんが、このひとのボーカリストとしての力量は、好き嫌いを超えた圧倒的な次元にあると感じます。
公式ページによれば2008年内完全限定生産のシングルだそうです。
くるり「さよならリグレット」
http://www.quruli.net/cgi-bin/disco.cgi?cat
egory=1&disco_id=1217566884
2009年07月14日
小説「1Q84」について、村上春樹さんがインタビューに答えています。
読売新聞6月16日
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090616bk02.htm
個人的には、肉体と魂、時間と記憶、虚構と現実、歴史と物語、暴力と性、存在と死、愛と宗教、音楽と想像力など、一度読んだだけでは把握しきれないほどの多様なテーマが、重層的に織り込まれた小説だと思います。今後何年もかけて考え続けるような重い問いかけを与えてくれる作品です。近年のエッセイ「意味がなければスイングはない」「走ることについて語るときに僕の語ること」の2冊が、この小説のバックボーンのひとつとして重要な位置づけをもっていたような気がします。
また、この小説では、作中でテーマや物語の成り立ちを読者に明示する部分が何カ所かあるように思います。場所によっては図式的なほど明解に説明されていると感じます。多岐にわたるテーマを複雑な物語のなかで展開しているので、作品として不可欠な配慮だったのかもしれませんが、それだけ「伝えたい」という作家の切実な思いも感じられます。
2009年07月13日
事務所の近所でセミの鳴き声を耳にしました。梅雨明けも近いのかもしれません。昨年、東海地方の梅雨明けは7月12日ごろだったそうです。
気象庁
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
日本のセミの鳴き声
http://hitohaku.jp/wave/s_semi.html
2009年07月10日
本人訴訟で当事者が出頭したとき、法廷受付で本人確認書類の提示を求められる場合と、氏名を確認されるだけの場合があります。
本人訴訟の書類作成のご依頼をいただいた場合、私は「裁判所に出頭する際は、免許証など本人確認書類を必ずご準備ください」とご案内するようにしています。
2009年07月09日
法務省オンライン申請システムの不動産・商業・法人登記においてAdobeAcrobat 9作成ファイルの対応が可能となったそうです。ただし、PDF設定をAcrobat6.0(PDF1.5)にしておく必要があるとのことです。
法務省オンライン申請システム「新着情報」
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html
2009年07月08日
先日出版された「経営統制(中小企業版内部統制)と資金調達」について、私の執筆部分の問い合わせを受けました。私が主に担当したのは、第3章企業形態別「経営統制(中小企業版内部統制)」の「1 同族中心の中小企業」「2 外部資本のある中小企業」です。また、「経営統制」の概念図の作成も担当しました。
「経営統制(中小企業版内部統制)と資金調達
―中小企業支援のための新理論と実務―」
田島 掌・鈴木健彦・酒井恒雄・杉谷範子・伊藤大輔・河合保弘 著
民事法研究会
http://www.minjiho.com/new_detail.php?isbn=9784896285444
2009年07月07日
ハイエンドのレコード・カートリッジの制作で知られるマイソニックラボの代表者インタビューが公開されています。代表取締役の松平吉男社長です。「ZIDSOW」というネットマガジンの記事です。メーカーの核心に迫るような、貴重なインタビューだと思います。
2009年07月06日
中小企業向けのセミナー講師を、司法書士・社会保険労務士河合保弘先生と一緒につとめさせていただくことになりました。主催は名古屋市中小企業振興センター事業係です。名古屋市のホームページから申込書がダウンロードできます。
中小企業の内部統制セミナー
日 時:平成21年9月29日(火)
午前9時30分から午後4時30分まで
会 場:名古屋市中小企業振興会館4階 第4会議室
受講料:1名につき2,000円
概 要:内部統制は中小企業には関係ないと思っていませんか。
磐石な経営基盤を築き、信用力向上を資金調達に活かす
ために、内部統制について学んでみませんか。
研修プログラム
1 内部統制の意味と考え方
2 会社法における「内部統制」
3 大企業向き内部統制の問題点と中小企業のミスマッチ
4 中小企業向き内部統制(経営統制)の考え方と実務
5 借入に頼らない資金調達
6 自社の統制環境をチェックしてみよう
講 師:司法書士・社会保険労務士河合保弘、司法書士田島掌
名古屋市公式HP
トップページ>事業向け情報>企業支援>名古屋市中小企業振興センター
>研修会・講習会の開催>中小企業の内部統制セミナー
http://www.city.nagoya.jp/jigyou/shien/center/kenshu/nagoya00069440.html
2009年07月03日
貸金業者を被告とした過払金返還請求訴訟の最近の傾向として、「請求原因は争わないが○○円の和解を希望する。この金額で和解ができない場合は判決を希望する」との答弁書が散見されるようになりました。もはや捨て身の対応という印象です。
2009年07月02日
思いこみや勘違いは、いくら気をつけても完全に避けることはできません。集中力や注意力どれほど高くても、うっかりミスをゼロにすることは不可能です。したがって、「自分は思いこみをしている」「自分は勘違いをしている」という心構えがあるかないかが、決定的に重要になります。注意力や集中力が高いか低いかということは関係ありません。自分の行動をまず疑ってみること、事前の確認と事後の検証を怠らないこと。この積み重ねが、思いこみや勘違いによるミスを限りなくゼロに近づけるために必要な唯一の方法だと思います。このような自覚を持たない人は、同じミスを何度も繰り返します。
2009年07月01日
昔、ある高音質レコードを国内の通販業者から購入したところ、盤の状態が悪かったので、交換してもらうことになったことがあります。業者から「いま品切れなので、とりあえず盤を送ってください。入荷次第新しいものを送ります」といわれて送ったら、そのあと連絡がしばらく来なくなってしまいました。
問い合わせの連絡をしたところ「実は、返送されたレコードを置いていたら、ほかの購入希望客からどうしても欲しいといわれて売ってしまった。新品の入荷の目処もつかなくなってしまった」との回答でした。
あきれ果てましたが、やむを得ないので待ち続けたところ、数ヶ月たってから新品が送られてきました。ちなみにそのレコードはプレスされたあとメーカーにより一斉回収されていたことが、後日判明しました。いまでは幻のレア・アイテムとして取引されています。