「企業支援業務の全国コンペ」第4回大会が終了
「企業支援業務の全国コンペ」第4回大会が札幌で開催されました。主催したのは、企業支援業務に取り組む司法書士団体「LLP経営360°」です。前回の神戸大会では、関東から2チーム、愛知から1チーム、関西から1チームの計4チームでしたが、今回は地元札幌の司法書士有志1チームも参加し、計5チームによる大型研修となりました。私は今回も愛知企業支援グループ「あまや」の一員としての参加です。
コンペの課題は、ある地方の架空の名門中小企業において、海外との競争やマーケットの変質による部門毎の収益構造の変化を機に、組織再編計画案を司法書士グループに相談したという設定です。そして、提供される資料と関係者へのヒアリングにより、経営者グループ内での離婚、長男と次男の静かな権力闘争、周辺企業からの買収希望や人材の引き抜き、創業者である大株主の高齢化など、経営環境が非常に複雑化していることが判明し、単純に法的手続の説明だけをすれば解決するという状況ではない、ということが明らかにされています。
参加チームは事前に報告書と見積書を作成し、当日は審判団と他チームのまえで提案内容をプレゼンテーションします。審判団も全国から集まった司法書士で、それぞれ法的安定性、実現可能性、依頼者の納得感、見積りの妥当性など10項目にわたって採点をします。プレゼン終了直後に他チームが報告チームに対して質疑応答をするという「攻撃防御」の時間が設けられているのはいつも通りです。
5時間にわたる発表と質疑応答及び審査の結果、愛知企業支援グループ「あまや」が優勝となり、前回の神戸大会からの連覇を達成しました。また、今回から審判員の投票によるMVPの選定も行われ、「あまや」の質疑応答を担当した私がMVP賞をいただくこととなりました。大会終了後は、全チーム参加の大懇親会が開かれ、全国の仲間との情報交換をすることができました。いつもそうですが、質疑応答で激しい応酬をした参加者同士ほど、より親睦を深めることができるようです。次回は、11月に岡山で開催です。
なお、このコンペは前回に引き続き月刊誌「会社法務A2Z」(第一法規)の取材を受け、紹介記事が掲載される予定だそうです。また、「月報司法書士」「月報全青司」にも記事が出るようです。

