アントン・コービンの映画
写真家アントン・コービンの初監督作品「コントロール」が公開されました。
映画「コントロール」
http://control-movie.jp/indexp.html
(予告編の音声が流れます)
80年代ニューウェイブの当時のロッキング・オンは、この人の撮った写真ばっかりだった印象があります。
2008年05月30日
写真家アントン・コービンの初監督作品「コントロール」が公開されました。
映画「コントロール」
http://control-movie.jp/indexp.html
(予告編の音声が流れます)
80年代ニューウェイブの当時のロッキング・オンは、この人の撮った写真ばっかりだった印象があります。
2008年05月29日
「相続させる」遺言と代襲相続についての東京高判平成18年6月29日と登記先例昭和62年6月30日民三3411の関係を整理すると下記のとおりとなります。判決と登記先例いずれも、「相続させる」旨は遺産分割方法の指定と解されたものとの前提です。
「相続させる」遺言書に代襲相続の文言が
ある場合 ない場合
登記先例 代襲相続○ 代襲相続×
東京高判 代襲相続○ 代襲相続○
なお、東京高判平成18年6月29日の事件は最高裁へ上告されました。いずれにせよ、「相続させる」遺言を作成する際は、推定される代襲相続人への相続に関する文言も遺言書に入れておいた方が安全、ということになります。
LEX/DBインターネット
http://www.tkclex.ne.jp/index.html
(速報判例解説~バックナンバー~民法(家族法)~民法(家族法)No.4(文献番号z18817009-00-040040040)をクリック)
2008年05月28日
企業支援業務に取り組む司法書士団体「LLP経営360°」の全国研修「第4回企業支援コンペ」の開催が目前に迫ってきました。今回の会場は札幌です。私も参加する予定です。全国の仲間に会えるのが楽しみです。
LLP経営360°
http://www.k-a360.com/
2008年05月27日
NHKみんなのうたに「光のゲンちゃん」という曲があります。名曲だと思います。作詞はサエキけんぞうさんです。こういうプロっぽい作詞ができるひとは少なくなってきたような気がします。
2008年05月26日
非公開・非取締役会設置会社の第三者割当による募集株式の発行にあたって、募集事項と割当てを同一の株主総会で決議するために、当該第三者の申込を条件として決議するという方法がありますが、これを解説した書籍は「登記インターネット」の86号(2007.1.1)p.51です。自分用メモです。
2008年05月23日
法務省民事局のページには「登記事項の作成例一覧」のデータが公開されています。株式会社、持分会社、法人のそれぞれについて事例ごとに分類されています。
法務省「登記事項の作成例一覧」
http://www.moj.go.jp/MINJI/MINJI50/minji50-01.html
2008年05月22日
ある団体の定時総会に出席したときに、決算書と事業報告のそれぞれに総会の承認を求めるという議事進行があり、ちょっと違和感を感じました。
会社法の発想で言えば、計算書類には総会の承認が必要(会社法438条2項)であるのに対して、事業報告は報告があればよく承認は不要です(会社法438条3項)。ちなみに旧商法でも、営業報告が承認不要であったのは同じです(旧商法283条1項)。
承認不要である理由は、事業報告は事業に関する事実を報告する書類であるから、総会がその適否を判断して承認するような性質のものではないため、と一般に説明されています。
2008年05月21日
30代後半くらいまで、私には「自転車とは30分以上乗る乗り物ではない」という強固な思いこみがありました。自転車で30分もかけて行くような場所であれば、そもそも車、電車、バス等の交通機関を利用すべき、という固定概念です。
よく考えてみれば、中高生の頃は自転車で名古屋中を何時間でも走っていたわけで、大人になってすっかりそれを忘れてしまったのです。おそらく原付や自動車の免許を取ったときに「これで自転車から卒業」と勘違いしてしまったのではないかと思います。
いまは、いわゆるママチャリでも半径10km位なら苦もなく往復できます。そんな距離は走れないと自分が思いこんでいただけです。思いこみの恐ろしさです。
2008年05月20日
インターネットを介したトラブルに関する様々な情報が、国民生活センター、警察庁、総務省それぞれのホームページにまとめられています。
国民生活センター「インターネットトラブル」
http://www.kokusen.go.jp/topics/internet.html
警察庁「インターネット安全・安心相談」
http://www.cybersafety.go.jp/
総務省の電気通信消費者情報コーナー「電気通信サービスQ&A」の
「インターネット上に記載された誹謗中傷等編」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_faq/4trouble.htm
警察庁のページには、フィッシング詐欺などのサイバー犯罪の情報の通報窓口の一覧も掲載されています。
2008年05月19日
藤井青銅さんという方の著書に「歴史Web」(藤井青銅著著、金谷俊一郎監修)という本があります。「実は日本には大昔からインターネットがあった」という前提をたてたうえで、各時代の歴史的事実がどのようにネット上でアップされていたか、ということを創作したものです。
出版社のホームページにはサンプルが公開されていますので、実際に閲覧してみると、コンセプトがわかりやすいと思います。
日本文芸社「歴史Web」
http://www.nihonbungeisha.co.jp/rekishiweb/index.html
(「検索」ボタンで適当な文言を検索すると続きが見られます)
日本史の専門家が監修しているため、コンテンツには細かい歴史的事実がいくつもちりばめられているようです。
2008年05月16日
債務整理業務で、取引経過を推定計算する場合があります。「ある時期以前の取引経過は開示できない」と主張する貸金業者と交渉する場合です。このようなケースでも個人情報保護法に基づいて開示請求すれば、取引当初の契約関係書類が開示される場合があるので、そのような資料に基づいて、取引経過を再現することが可能です。
このような作業をするときは、ある時期以降の取引経過は既に開示されているので、再現しようとする取引経過はその時期の債務の額と合致するような計算にする必要があります。これには、エクセルのゴールシーク機能が有効です。この機能は、あるセルの数値を目的の数値にしたいような場合に、関連する他のセルの数字をどのような値にすれば目的数値になるのか、という逆算をしてくれる機能です。
マイクロソフトの下記ページから「ゴールシーク」で検索すれば、解説ページが見つかると思います。
マイクロソフト・サポートオンライン
http://support.microsoft.com/
2008年05月15日
タワーレコードのフリーペーパーである「intoxicate」のvol.73で、「カラヤンとオペラ言語」と題する興味深い記事が載っています。筆者は明石政紀さんです。
20世紀初頭の総合芸術の主役がオペラから映画へと転換した時期に、オペラが古典芸術として確立されていった過程を概観し、その歴史の中でカラヤンが音楽メディアを通じて果たした役割りをコンパクトにまとめたものです。背景として、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ史における国家像の変遷が、オペラや映画の上演、上映の言語の選択の慣習に影響を与えたことを二重写し的に説明しています。
この記事の文章は、視点のスケールの大きさと、それをまとめる手際の良さがそれぞれ際だっているのですが、なんと言っても面白いのは、全体が筆者と飼い猫の会話形式で語られている点です。これだけの内容的密度のある文章を、読みものとしての軽さや間口の広さで一気に読ませてしまう構成力と文章力の高さに感動します。
intoxicate
http://blog.intoxicate.jp/content/magazine/index.html
2008年05月14日
名古屋市の図書館で4月から新しいサービスが始まりました。インターネットを利用して借りている本の数や返納期限の確認をしたり、予約した本の予約状況の確認をしたりすることができるようになったそうです。
名古屋市図書館 ホーム>お知らせ一覧
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics.html
(「4月1日から新サービスがスタート!」の項目を参照)
利用してみると、予想以上に便利です。返し忘れがないかどうか自宅でチェックできるところはとくに助かります。
また、名古屋市の図書館のホームページには蔵書の検索の機能もあります。これも便利です。
2008年05月13日
債務整理の手続のうち、給与所得者等再生は債務者の可処分所得を計算して添付書類にする必要があります。可処分所得の額によって再生計画の履行可能性を裁判所が判断する材料の一つとするためです。
この計算をするにあたっては、可処分所得の基準が地域や世帯数等によっても変動しうるため、政令でその具体的な金額が定められています。
最低生活費の額、個人別生活費、世帯別生活費、冬季特別生活費の額の最新情報はこの条文の別表で確認することができます。なお、法務省のページに関連事項の解説があります。
民事再生法第二百四十一条第三項の一年分の費用の額を定める政令に関する要綱案
http://www.moj.go.jp/PUBLIC/MINJI11/principle.html
2008年05月12日
内部統制報告書等の具体的な記載事項を定めた内閣府令の関係情報をまとめた金融庁のページです。いまさらですが、自分用メモです。なお、確認書、四半期報告書、内部統制報告書等の書式だけをダウンロードするには、EDINETの書式ページが便利です。
金融庁「金融商品取引法制に関する政令案・内閣府令案等」に対するパブリックコメントの結果等について
http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20070731-7/01.html
EDINET
http://info.edinet-fsa.go.jp/E01NW/
(トップページ下の提出書類様式をクリック)
2008年05月09日
美術作品を見るときに、タイトルや説明文を熟読し、作品は一瞥だけして次の場所に移動する、という人を見かけることがあります。鑑賞方法は人それぞれですから、他人が口出しすることではないですね。
2008年05月08日
法務局の「登記・供託インフォメーションサービス」はファクスで提供される情報サービスですが、そのコンテンツはインターネットでも見ることができます。不動産登記、商業・法人登記、動産譲渡登記・債権譲渡登記、成年後見登記、供託についての解説です。不動産登記や商業・法人登記は事例別に具体的な書式例や添付書面の例も掲載されています。また、供託については、供託原因ごとに記載すべき法令条項も列挙されています。
法務局の「登記・供託インフォメーションサービス」
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/info-net.html
動産譲渡登記・債権譲渡登記だけがやや通り一遍な説明になっていますが、他のページは具体的でわかりやすい内容だと思います。
2008年05月07日
名フィルは今シーズンから演奏会のアンケートをWEBでも受け付けることになったようです。各回の演奏会プログラムに掲載されたパスワードを入力して、書き込む形式です。会場でアンケートを書くことが時間的に難しい場合もあるので便利だと思います。演奏会直後とは違って、冷静な感想も書き込めるので、楽団側にとってもメリットのある試みだと思います。
名古屋フィルハーモニー交響楽団
https://www.nagoya-phil.or.jp/info/info.html?19
2008年05月02日
消費者金融からの借金を清算するための銀行融資のことを、一般におまとめローンといいます。利息制限法の制限利率を超過した利息の支払をしていたような場合には、これより低利なローンに切替えることで、債務者の負担額が減少する計算になります。一見、債務者に有利な取引のように見えますが、問題点がある場合もあります。それまで消費者金融に支払っていた超過金利相当額の減額請求若しくは過払い金の返還請求をしないままに、債務残額の総額をそのまま借換えしてしまう場合です。このようなケースでは、本来債務者に還元されるべき超過金利相当額が、消費者金融業者に温存されてしまう結果となってしまいます。
また、借入れと返済を繰り返す自転車操業の状態となっているようなときには、そもそも多重債務状態となった根本原因の解決が必要です。おまとめローンがその問題を解決するわけではないので、結局、問題解決が先送りされてしまうことにもなりかねません。債務整理の相談経験からいっても、このような場合には何らかの解決策が必要であることが非常に多いように思います。
2008年05月01日
日本司法支援センター「法テラス」の相談担当司法書士として、法律相談を受けました。30分という限られた時間で全くの初対面の方の具体的事情をお聞きし、適切な回答をまとめようとすると、相当集中力を使うことになります。相談にいたる段階で、ある程度の概略の資料は用意されるのですが、やはり面と向かってお尋ねしていくといろいろ新事実が見つかったりすることもあり、臨機応変な判断が必要になります。
日本司法支援センター「法テラス」
http://www.houterasu.or.jp/
なお、上記ホームページの「法的トラブルの最新情報」は、こまめに更新されているので、最近の相談事例の傾向を知るのにも役に立ちます。