全青司広島全国研修会に参加
先日のこのブログに書いた全青司広島全国研修会に参加してきました。
司法書士田島掌のブログ9月14日
http://www.tajima-sho.com/blog/2007/09/post_347.html
初日は全体研修とパネルディスカッション,二日目は分科会に分かれての研修でした。全体研修は神戸大学大学院法学准教授高橋裕先生の「10年後に予想される日本の法社会の姿」と題する講演,パネルディスカッションでは「司法書士の一週間-2017年9月-」というテーマで実行委員会が事前に用意したショートフィルムの上映と,各パネリストの発表という構成でした。
講演は現在の日本の法意識の大規模な調査を分析し,そのうえで司法書士が今後10年間にどのような道を目指すべきか提案するという大変示唆に富んだものでした。また,パネルディスカッションで上映された映像は,司法書士制度の10年後の姿を具体的に想定したもので,現在の司法書士制度の課題を逆に浮き彫りにするものでした。見ている方はあっという間ですが,準備に携わった実行委員会の皆さんの事前検討と制作には相当な時間と労力がかかっていることが伝わってきました。
二日目の分科会で私が選択したのは水戸地方裁判所長の加藤新太郎先生の「リーガル・ネゴシエーション」に関する講義でした。直訳すれば「法的交渉」ということになりますが,法律家が職務として交渉をする場合の理論と実践に関する大変わかりやすい内容でした。いわゆる「ハーバード流交渉術」などの一般的な交渉理論も紹介しながらも,法律家としての交渉のあり方を理論構築し,演習等を通じて具体的に説明するもので,非常に参考になりました。
講義には質疑応答の時間がなかったのですが,どうしても質問したいことがあったので,実行委員会の方に無理を言って加藤先生への質問の機会をいただくことができました。お疲れにもかかわらず快く回答を下さった加藤先生と実行委員会ご担当の先生に感謝します。ありがとうございました。

