スピーカーの置き方
スピーカーは正しく置かれてはじめて能力を発揮するものです。また,正しい置き場所を確保することも重要です。安定しない場所に置いてしまったら,どんな高級スピーカーであっても宝の持ち腐れとなってしまいます。正しい置き場所とは,ぐらつきがなく,しっかりした足場となる場所です。
スピーカーを置くときは,2本を水平かつ同じ高さにそろえます。置いてみて,スピーカーがぐらぐらガタつかないことが重要です。上から押さえてみると,ガタの有無がよくわかります。ガタがあるときには足下に物を挟んで調整します。紙を何枚か重ねて使うと高さの微調整ができて便利です。
2本のスピーカーの間には,物を置かないのが原則です。やむを得ず置く場合には,スピーカーよりできるだけ後ろの位置に置きます。前面に物があるような場合には,正しいステレオイメージが得られないので,2本のスピーカーを使う意味がなくなってしまいます。また,スピーカーとスピーカーの間に並んで物がある状態も,望ましくありません。ポップス等では一般に,ボーカルがセンターに収まり,楽器が左右や後ろに展開するような録音がされていますが,このような楽器の位置関係を正しく再生したいのであれば,やはりスピーカーの間には何もない状態が理想です。また,スピーカーの左右にもできるだけ空間を取るべきでしょう。
なお,リスニングポジションとスピーカーの向きは好みで決めるものだと思いますが,左右の角度はかならず同一にします。

