新会社法A2Zの記事
第一法規が発行する「新会社法A2Z」という雑誌があります。会社法に関する法令や実務の情報を紹介する月刊誌です。毎号にわたり最新情報がタイムリーに紹介されており,実務家から大変高い評価を受けています。
新会社法A2Z
http://www.kaishahoua2z.com/abouta2z.php
ところで本日現在の最新号であるVol.19の記事の一部で,誤解を招きかねないと思われる表現がありました。出版元に問い合わせしたところ下記の回答がありましたので,出版元の了承を得て紹介させていただきます。なお,「新会社法A2Z」次号巻末で補足説明がされるとのことです。
Q:Vol.19の10ページ最下段22行目「変更登記も不要」との記載について,この説明の前段dの部分では株式を「発行」と書いてありますので,発行済株式総数増加の登記が必要と思われます。
A:ご指摘の「事業承継を目的とした種類株式などの活用」の中で,
> 株式の無償割当てによって「議決権を行使することができる
> 事項が制限された株式」を割り当てれば,全く資金負担は生
> じないし(資本金額に影響を与えないため),変更登記も不要
> なので,費用を節減できると期待される。
と記述されている点について,「新株発行を伴うので,変更登記は必要ではないか」というご照会と存じます。この「変更登記も不要」とは,「資本金の額の増加による変更登記は不要」という意味であって,「議決権制限株式の新規発行に伴う変更登記」は別途必要であります。

