融資保証金詐欺の新たな手口
多重債務者に「ブラックリストの名前を消す」と持ちかける,新たな詐欺が発生しているそうです。
「債務一本化」「低利」等の嘘の融資の広告をし,申し込んできた人に「信用をつけるため」等といって消費者金融で現金を引き出させ,振込させるのが融資保証金詐欺です。今回発覚したのは,これに「ブラックリストの名前を消す」と称して手数料を要求する手口です。
そもそも,融資をする条件に現金を支払わせること自体,矛盾した話です。しかし,多重債務の状態に陥ってしまった人は,そのような冷静な判断がつかないくらい,追い込まれた心理になってしまっているのです。
この種類の詐欺は,多重債務者を狙って行なわれているものです。詐欺の摘発は当然必要ですが,詐欺にねらい打ちされるような切迫した多重債務者の心理状態も,問題として捉えるべきでしょう。適切な相談窓口の充実や啓発,広報が今後ますます重要となってきます。

