司法書士倫理の研修
先日,日本司法書士連合会(略称:日司連)主催の年次制研修会というものに出席しました。研修資料によると,これは「司法書士がその社会的使命を果たすための職業倫理の保持を目的」として「毎年,全会員の約5分の1の会員に参加が義務づけられる」研修です。大変内容が多く,昼から夜にかけての半日以上の研修となりました。
内容は,講義とグループディスカッション,質疑応答の3部構成です。グループディスカッションは,司法書士が数人のグループを作り,いくつか与えられた事例について,倫理上の問題点や対応について話し合いをします。グループは開業年度の浅い会員からベテラン会員まで,年代を縦断した形で構成されます。とくに,ベテランの先生方の体験談は興味深く,実務で参考となるようなお話も数多く伺うことができました。
一方,全体講義の講師は元司法研修所教官の加藤新太郎先生でした。東京の会場で収録した講義を放映する形です。加藤先生の講義は,簡裁訴訟代理関係業務の研修のとき以来,何度目かになります。いつもながらわかりやすく,また実務に即した形で司法書士としての職業倫理の特質,存在意義等を解説する内容で,大変勉強になりました。
コメント
研修、お疲れさまです。
でも、参加しないと、知識(商品)が
古くなってしまいますから・・
私は社労士の司法研修で
死にそうです(笑)
投稿者: 友野 健 | 2006年10月31日 10:23
友野さん,こんにちは。紛争解決手続代理業務の研修ですよね。がんばってください。
投稿者: 田島 掌 | 2006年10月31日 12:03